「多発性骨髄腫」で障害基礎年金1級が受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人からのお電話をいただきましたが、お体の状態から、当センターまで来ていただくことは困難でしたので、遠方でしたが、2時間近くかけて直接ご自宅を訪問いたしました。

請求者ご本人は、1年半前に突然、多発性骨髄腫を発症され、抗癌治療を続けておられました。お会いした時は、下半身麻痺により常時車椅子を使用し、すでに排せつ行為も自力では不可能になっていました。

毎日ヘルパーの訪問介助と週2日の訪問看護を得ていて、通院以外は自宅でずっと過ごされていました。

たいへんご不自由な状態とお見受けしましたが、「上半身はまだ動かせるので、写真屋として仕事を続けたい。」と元気におっしゃる気持に強く心を打たれました。

 

2.当センターの見解

ご本人は初診時、60歳を超えておられ、自営業で特別支給の老齢厚生年金受給中でした。従って、障害基礎年金請求となります。

ご本人の生活能力は車椅子を自分で操作し、家の中は一人で移動が可能でしたが、毎日ヘルパー訪問による介助を受けていることから、障害等級2級ではなく、1級相当であると推察しました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①整形外科の医師より、下半身麻痺と排せつ障害について診断書(肢体の障害用)の発行を受けました。
常時車椅子使用、排せつ障害状態、ヘルパー派遣状況についてなるべく詳細に自己申告し、診断書上に記載してもらいました。

②血液内科の医師より、骨髄氏の治療経過と予後について診断書(血液・造血器その他の障害)を発行してもらいました。
手足の末梢神経のしびれ感と足のむくみ等の自覚症状を自己申告し、症状の欄に記入してもらいました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、障害基礎年金1級(年金額約98万円)の受給の通知を受けることができました。ご本人からも感謝のお手紙をいただきました。

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