心不全の方が障害厚生年金3級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況  

 ご本人がご相談に来られました。ご本人は8年前の会社の健康診断で心臓機能の異常を指摘され精密検査を勧められた結果、大動脈弁狭窄症と診断されました。

数年間は生活に支障なくおられましたが、息切れが出るようになり再び検査をお受けになったところ、5年前に大動脈弁狭窄兼閉鎖不全と診断され、大動脈弁置換手術を受けられました。

術後の経過は順調で、しかも高校生の頃、心室隔欠損症の手術を受けていたため、ご自身の場合は障害年金を請求できるかどうかわからなかったようです。

2.当センターの見解

ご本人は術後の経過が良好とはいえ、大動脈弁置換手術を実施されていたので、障害厚生年金3級に相当すると判断しました。

しかし、16歳の時に心室中隔欠損症の手術を経験されており、今回、会社にお勤めになってから患った心不全(大動脈弁狭窄症)とは因果関係がない、という診断がなければ20歳前傷病と判断され、障害年金受給に至らない可能性がある、と考えました。(基礎障害年金には3級がないため)

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①担当医師に面接し、「16歳時に手術をした心室中隔欠損症との因果関係はない」とのご意見であることを確認し、その旨を診断書の備考欄に明記していただくようご依頼しました。

②健康診断で精密検査が必要と指摘されてから手術に至った経緯をまとめ、病歴就労状況等申立書を作成しました。

③初診の病院にカルテが残っていなかったため、受診状況等証明書が添付できない申立書を添付しなければなりませんでした。ご本人に医師から経過観察と指示されており、特に自覚症状がなかったため受診していなかった、と記入していただきました。

④ご本人が保管していた健康診断書の結果票や心電図をいただき、初診に関する調査票に添付して提出いたしました。

4 結果

 上記の取り組みにより、障害厚生年金3級の認定通知を受け取ることができ、約58万円の障害年金を受給することができました。治療歴の複雑さから、一時は難しいと思われた事例でしたが、受給に至りお喜びいただけました。

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