網膜色素変性症の方が障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人は長く自営業をなさっておられました。始めは、車の運転が難しくなられたそうです。
また、駅や交差点などで、人とぶつかったり、つまずくことが多くなり、家族からも真横にいても気が付かない、見えていないのではないかと指摘され、眼科を受診されました。

検査の結果、網膜色素変性症と診断されて、奥様が、障害年金を請求できるのではないかと,当センターのホームページをお調べになられて、ご相談に来られました。

2 当センターの見解

眼の障害認定基準を示して、「両眼の視野が中心5度以内あるいは10度以内かつ8方向の残存視野角度合計が56度以内」であると、障害等級2級であるとご説明いたしました。

当初の相談時は等級にはわずかに該当しないとのことでした。

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

① 専門医を受診し、より詳しい検査や治療を定期的に受ける事をお勧めしました。

② ご本人は内服治療、定期的な視野検査を行い経過観察をしておられました。やがて一人での外出は難しくなり、障害者手帳2級を取得され、再度当センターにご相談にお見えになりました。

③ 医師に記載例などをセットしたものを添えて、年金請求用の診断書作成を依頼しました。

④ 視野に異常を感じ始めたころのお話から、就労不可能になられ、外出も難しくなった現在までの約12年間の経緯をまとめて、病歴・就労状況等申立書を作成しました。

⑤ 上記書類と必要書類をまとめ、ご本人の代筆者である奥様に署名押印をいただき年金事務所に請求書類を提出しました。

4 結果

上記の取り組みにより、障害厚生年金2級の認定通知を受けました。奥様とお子様の加算額も含め、年間約190万円の障害年金を受給することが出来ました。
すでにお仕事上の負担が大きいと感じられていたので、ご本人も奥様も安堵されたようでした。

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