「網脈絡膜委縮・視神経委縮」で障害厚生年金1級が受給できた例

1. 相談に来られた時の状況

 奥様から相談のお電話をいただき、ご主人が視力障害でお体も少し不自由なため、ご自宅への訪問を希望されました。遠方ではありましたが、是非にとの強いご依頼でしたので、後日、お住まいの最寄りの駅まで出かけ、奥様の運転でご自宅までうかがいました。

  ご主人は、視野がかなり狭くなっていて、歩行も一人では危険な状態とお見受けしました。幼少のころから視力が弱かったため、視野が狭くなったのに気がついて眼科に検査に行ったのが、比較的最近でした。そこで、初めて網膜絡膜委縮と視神経委縮を指摘されました。お会いした時はすでに眼科医から診断書の発行を受けていましたが、ご自身で請求 することに不安があり、是非当センターに請求手続を依頼したいということでした。  

2. 当センターの見解

  発行された診断書によれば、視野に関しては、左眼は測定不能、右眼も中心視野の角度がかなり狭いので、障害認定御基準に照らして、障害2級相当と判断できました。視力については左眼が指数弁で右眼の矯正視力出0.1であったので、障害3級相当でしたが、視野の2級と合わせて1級になる可能性があると判断しました。障害認定基準では、「視力障害と視野障害とが並存する場合には併合認定の取扱いを行う。」と規定しているからです。

3. サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①診断書の視野表示欄の記入に問題があったため、診断書の記載例を病院に持参して、主治医に説明のうえ、加筆・訂正してもらいました。

②異常を感じて初めて眼科を受診してから約2年しか経っていないため、本件傷病は先天性疾患とはされていないにもかかわらず、審査の途中で、年金機構から先天性障害(網膜色素変性症等)の調査資料を提出するよう追加で要求されました。そこで、奥様にご依頼して、できるだけ多く過去の視力データを集めました。中学校当時の健康診断記録の証明まで取り寄せていただき、詳細に記入して提出しました。

4. 結果

 上記の取り組みにより、障害厚生年金1級(年金額約140万円)の受給通知を受けることができました。請求書類提出後、支給決定まで半年以上もかかり、ご本人には大変ご心配をおかけしましたが、無事1級認定の通知を受け、ご本人はもとより、実際請求書類をご主人に代わって用意された奥様にもたいへん満足していただけました。

 当センターとしても最初の判断通り1級の認定となり、安堵した次第です。

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