双極性感情障害で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人(30歳代)とご主人のお二人で当センターにご相談にお越しになりました。

ご本人は7年前に双極性感情障害を発病し、一年前に出産をされた後、うつになると寝たきり状態、躁になると攻撃的になってしまうといった、激しい感情の起伏に悩まれていました。

自殺願望もあることから子育ても大変なご様子で、平日はご実家で過ごし、週末に帰宅するといった生活が続いており、ご夫婦ともにご苦労されているようでした。

 

2.当センターの見解

食事も取らずに寝たきりになってしまったかと思えば、躁になると不必要なものも大量に購入してしまう、などの双極的な問題行動が見られ、ご本人は障害者手帳2級を交付され、日常生活全般にご家族の援助を必要としている状態でした。

初診時、厚生年金加入でしたので、障害厚生年金2級相当であると判断しました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①初診から現在までの治療履歴が多岐にわたっていたので、それぞれの治療期間を確認し直しました。初診の病院が発行した受診状況等証明書の記載に、事実と相違した点がありましたが、ご本人と協力して、苦労の末、別途事実を証明する書類を入手しました。

②診断書作成依頼にあたり、ご本人とご主人から日常生活の状況を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめて主治医に提出しました。

③発病から現在までの受診履歴や、過去に就業した時の状況など、ご本人がいかに苦労されながら現在にいたっているのかをお聞きし、時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。

 

4 結果

ご本人の体調がすぐれず、入退院を繰り返す中での作業となり、ご依頼をいただいてから受給まで一年を要しました。

しかし、ご苦労されているご本人とご家族のことを思い、ご本人の体調に寄り添いながら作業を続けた結果、障害厚生年金2級の認定通知をうけとることができ、約180万円の年金額を受給することができました。

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