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「筋強直性ジストロフィー」で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

埼玉障害年金相談センターのホームページをご覧になり、お電話をいただきました。

筋ジストロフィーによる全身筋力低下でかなりの労働制限があるとのことで、障害年金を請求できないか相談したいというお申し出でした。そこで、さっそくお会いする日時を予約していただきました。

ご本人と奥様がいらっしゃいました。ご本人が自動車を運転して来られたのですが、歩行 は杖使用でもかなり困難なご様子でした。6年前の健康診断での血液検査により発症を確認されましたが、明確な治療方法がなく、症状は徐々に進行したようで す。現在デスクワーク中心での勤務を継続中ですが、やがて車椅子使用となれば、退職もやむなしという状態であるとのお話でした。

 

2 当センターの見解

すでに、杖を使用しての歩行はかなりご不自由 な状態です。体の機能についてヒアリングをしたところ、全身の筋力低下が著しく、書類の整理、運搬の業務に従事していると聞いて驚いたくらいでした。障害 厚生年金の2級相当と3級相当の中間かと判断され、就労中という現実からすると2級認定にはややハードルが高いかと推定されました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

現状の日常生活動作の状況について診断書上に適切に表示してもらえるように、自己申告書を作成し、診断書とともに主治医の先生に提出しました。

また、発病から現在までの筋力低下の推移を細かく記載し、現在の労働制限状況、日常生活における不便な点をできる限り記載した病歴・就労状況等申立書を作成しました。

発行診断された診断書の内容で表示の漏れている箇所や事実と相違した日付・記載については、主治医の先生へのご説明書兼依頼書を作成し、病院へ出向いて訂正をしてもらいました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、事後重症で障害厚生年金2級の受給の通知を受けることができました。

現在就労可能という状況でありましたので、ご依頼人は、おそらく3級認定かと思われていました。ですから、日常生活の制約状態を訴えることにより2級認定とされ、年金額も約155万円を受給できることになり、大変喜んでいただけました。

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