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パーキンソン病の方が障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人が直接ご相談に来られました。ご本人は腰痛に悩まされていましたが、徐々に左半身のしびれが出るようになり、病院を受診されたところパーキンソン病と診断されました。

症状に合うお薬を見つけるのは容易なことではないそうで、効果を確認しながら、すでに長い投薬治療生活を続けておられました。

当センターにお越しの際も、半身にしびれがあることに加え、お言葉が出にくく不自由な生活をされていることがうかがえました。

 

2.当センターの見解

ご本人は、言葉が不明瞭なことに加え、常に手が震えてしまい就労できない状況でした。

お薬の効果が薄くなると行動が遅くなるなどのご不便もあり、障害認定基準の規定に照らすと、障害厚生年金3級に相当すると判断しました。

しかし、体調の悪い日などは杖を使わなければならず、着替えなど生活全般に介助が必要な状況もおありでしたので、診断書の内容によっては障害厚生年金2級の可能性もあるのではないか、と考えました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①本人の日常生活の中で不自由と感じていることを詳しく聴取し、診断書発行時に添える自己申告書をまとめました。

②ご本人が一人でできること、できないことなどを詳しくお聞きし、一覧票にまとめたものを添付し、病院の医師に診断書を依頼しました。

③発症時のご様子や、発病前とその後、就労できなくなっていった経緯などをお聞きし、時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。

4 結果

障害厚生年金3級かと思われていた事案でしたが、上記の取り組みによって、障害厚生年金2級の認定通知を受けることができました。奥様の加給分(約23万円)も加算され年金額約150万円を受給できることになり、ご本人から大変感謝されました。

今後も長く治療に取り組んでいくご相談者様のお力になれたことで、当センターもほっとしました。

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