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「統合失調症」で障害基礎年金2級を受給した件

1 相談に来られた時の状況

お父様からの無料相談の予約のお電話をいただき、当センターへお越しいただきました。

請求者ご本人は、中学校3年生のころ発症し、不登校になってしまったとのことでした。
その後通信制高校に入学しましたが、部屋に引きこもり状態となり、入退院を繰り返したようです。

前年に障害年金を請求したところ不支給通知を受けたので、審査請求についてご相談に見えました。

 

2 当センターの見解

請求時の診断書と病歴状況申立書の控えを拝見すると、日常生活能力の判定が軽度の評価であったので、審査請求は困難である旨お伝えしました。

後日ご自宅を訪問し、ご本人やご家族と面談した結果、障害等級2級相当と判断できましたので、再度診断書の発行依頼をし、もう一度請求することをご提案しました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①ご本人とお父様に帯同して病院を訪問し、主治医に日常生活状態の自己申告書を添えに、再度診断書の発行をご依頼しました。

②初診から現在までの状況について、時間をかけて、ご家族からできるだけ多くのエピソードをお聞きし、ご本人の日常生活の能力や労働能力が審査担当者に正しく伝わるように記載した「病歴状況申立書」を作成しました。

③発行された診断書は自己申告内容と比べてまだ軽度の判定であったので、再度主治医に面会を求め、粘り強く評価の再検討をお願いしました。最終的には、評価の修正はされませんでしたが、病歴や治療経緯の記載は依頼どおりに、より正確な記載に変更していただきました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、ようやく障害基礎年金2級(年金額約78万円)の受給の通知を受けることができました。

ご本人はもとよりご家族からは大変感謝いただきましたが、なによりご本人の顔色が驚くほど明るくなり、当方も努力が報われた充実感を得ました。

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