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統合失調症の方が障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人とご両親の3人で無料相談会に来られました。

ご本人は就職後にご自分の体臭を気にされるようになり、だんだんと幻聴や被害妄想などを訴えるようになりました。通院と投薬では症状がよくならず、入院のご経験もおありでしたが、ご本人に病識はありませんでした。

妄想による架空の世界がおありのようで、不安感からなのか、お母様のそばからひとときも離れられないご様子でした。

 

2.当センターの見解

ご本人は四六時中、妄想の世界で過ごしておりご家族以外の方との意思疎通は難しい状況でした。

また幻聴や幻覚もひどく、突発的に遠方へ出かけてしまうなどの問題行動もありました。服薬で落ち着いたかと思うと攻撃的になるなどの症状もよくならず、大量服薬で入院されたこともあることから、お母様はご本人から目が離せない状況でした。

日常生活における身の回りのことも多くの援助が必要な状態であることから障害基礎年金2級相応であると判断しました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①ご家族から、ご本人のもつ妄想の世界について教えていただき、妄想や幻覚幻聴による日常生活の問題点を詳しくまとめ、自己申告書を作成し診断書の発行依頼をしました。

②ご家族の都合で引っ越しを何度かされており、通院していた病院や入院先がいくつかの県をまたいでいました。診察券やお薬手帳を基に、初診時期や通院歴を注意深く精査し、障害基礎年金請求に必要な病院の受診状況等証明書をお父様にお願いして入手していただきました。

③発症時から現在までのご本人の生育状況、入院措置時のご様子、服薬しながら就労していた時期のご様子などをご家族からお聞きし、病歴・就労状況申立書を作成しました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、障害基礎年金2級(年金額約78万円)の認定通知を受けることができ、お母様も大変安心されたご様子でした。

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