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肝硬変、食道静脈瘤で障害厚生年金3級を遡及できた例

1 相談に来られた時の状況(男性、50代、就労中、遡及有り)

ホームページをご覧になられて、ご相談にお越しになられました。4年半前に下血が有り検査入院したところ、食道動脈瘤からの出血で、肝硬変もあると診断され服薬治療を続けられました。約1年後、静脈瘤破裂のおそれがあると診断され再度入院し、内視鏡による血管塞栓術を受けられました。その後も約10回の入退院を繰り返し、食道静脈瘤の手術を受けられていました。また、肝硬変の服薬治療を続けておられましたが、半年前、肝臓癌であることが分かり、肝臓の1部と胆のうの摘出手術を受けられました。

2 当センターの見解

職場では、重いものを持たないよう、休憩も多く取れるように配慮を受けて仕事を続けていますが、常に強い疲労感を感じておられました。入退院を繰り返しながら、働き続けることへの不安もあり、最近は精神的にも落ち込むようになられました。現在も定期的に受診し、肝硬変については投薬治療の継続が必要でした。以上の経過から、障害厚生年金3級相当で認定日請求も可能であると判断しました。

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①初診日を確定するため、初診の病院に「受診状況等証明書」の発行を依頼しました。

②認定日の頃の状態と、現在の状態を詳しくお聞きし、それぞれ「自己申告書」としてまとめました。

③上記を添えて医師に認定日と現在の「診断書」の作成をそれぞれ依頼しました。

④発病から約10回の入退院を繰り返された治療経過を詳しくお聞きし、時系列にまとめて「病歴・就労状況等申立書」を作成しました。

⑤上記の書類の他、必要な書類一式を整えて障害年金請求をしました。

4 結果

上記の取り組みにより、約121万円の障害厚生年金3級の認定通知を受け、同時に約3年半の遡及も認められ、約460万円の初回入金を受けることができました。働きながら闘病生活を送られているご本人は遡及も認められ、治療に専念できると安心されました。

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