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糖尿病性腎症の方が障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況(50代 男性 就労中 遡及なし)

ご本人が当センターにご相談に来られました。

約5年前に会社の健康診断で糖尿病の疑いを指摘され病院を受診し、高血圧治療と糖尿病治療を開始されたそうです。

しかし次第に腎臓機能が低下し腎不全と診断されました。

運動療法を続けていたある日、突然の下血があり大腸がんを発症されました。

手術を実施するには人工透析が必要であると診断され、透析を開始したのち、大腸がんの手術をしたそうです。

大腸切除手術は成功しましたが、現在は週3回の夜間人工透析を受けられながら、お仕事を続けておられました。

 

2 当センターの見解

人工透析を受けられている方は、障害等級2級に該当しますので、約5年前の初診日の確定と保険料の納付要件を充足していれば請求できると判断しました。

 

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

    • ①糖尿病と高血圧の治療を受けられていたクリニックに、受診状況等証明書の発行依頼をし、初診日を確定しました。
    • ②現在、夜間の人工透析を受けているクリニックに診断書の発行依頼をしました。
    • ③健康診断で糖尿病の疑いがあるとされた時期のことや、夜間の人工透析を受けられながらお仕事を続けられている状況を詳しくお聞きし、病歴就労状況等申立書を作成しました。
    • ④以上の書類を整えて障害年金請求をしました。

4.結果

上記の取り組みにより、障害厚生年金2級の認定通知を受け取ることができ、約162万円の障害年金を受給することができました。

人工透析を受けられている方は、透析に至るまでの治療歴が長く、初診の証明や治療歴を精査することが大変な作業となる場合が多いですが、本件は治療歴が比較的短く、すんなりと証明書が入手できました。

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