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心不全の方が障害厚生年金3級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

ご本人は電車に乗ることが出来なかったので、ご自宅の最寄駅近くの喫茶店でお会いしました。ご本人は2年前、外出先でめまい、頭痛、複視、嚥下障害などがあり救急搬送されました。

検査の結果、脳梗塞と脳出血があると診断され集中治療室での治療を3か月受けられました。
その後、車いすや歩行器でのリハビリを行うため転院された先で、
めまいやしびれなどの後遺症の回復は生涯望めないと告げられたそうです。

現在は杖を使用しなければ歩けず、左顔面には常に痛みがあるうえ、
複視のために両眼を開けていられず、大変ご苦労されていました。

 

2 当センターの見解

ご本人は現在、杖がないと外出が困難であり、
ご家族の協力がなければ入浴やお食事が困難な状況でした。

長年お勤めされていた会社で厚生年金に加入しており、
年金の納付要件が確認できたため、障害厚生年金3級に相当すると判断しました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

① 救急搬送された病院から受診状況等証明書の発行を受けました。

② 現在通院中のクリニックに診断書の発行依頼をしました。

③ 現在就労できない理由である後遺症の、複視、めまい、ふらついて電車やバスに
乗ることができない不自由な症状などを詳しくお聞きし、自己申告書を作成しました。

④ 突然の体調不良で救急搬送された時の状況や、
その後のリハビリのご様子をお聞きし、病歴就労等申立書を作成しました。

⑤ 年金請求に必要な以上の書類を添えて年金事務所に提出しました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、障害厚生年金3級の認定通知を受け取ることができ、
約59万円の障害年金を受給することができました。

現在は短時間勤務で職場に復帰され、
徐々に就労時間を延長されようと努めていらっしゃいます。

ご本人の日常生活能力の回復を心からお祈りいたします。

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