関節リウマチの方が障害厚生年金3級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
ご本人が無料相談会にお越しになりました。
ご本人は楽器演奏のお仕事をされていたある日、
指の付け根が赤く腫れ上がり違和感を覚えられたそうです。
次第に指の腫れと痛みは両手に広がっていき、整形外科を受診したところ関節リウマチと診断されたそうです。投薬治療を開始されたものの、抗リウマチ薬で体調が悪化し、副作用によりニューモシスティス肺炎を発症するなどしたそうです。
医師からは度々、生物的製剤を勧められたですが、
高価な薬であるため使用を断っているとおっしゃられていました。
ご相談に来られた時は、楽器演奏のお仕事をすでに廃業され、
ご自宅で療養に専念されていました。
2 当センターの見解
ご本人は、関節リウマチの症状に加え、抗リウマチ薬の副作用により、
肝臓や腎臓の機能が低下して大変ご不便そうでした。
指先の痛みで楽器演奏ができなくなり、さらに両足首や踵、
両膝にも症状があらわれており、障害年金を請求できる症状であることはあきらかでした。
しかしながら、現在はゆっくりであればご自分で身の回りのことができることから、
障害厚生年金3級相当であると判断しました。
3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと
- ① ご本人から日常生活におけるご不便をお聞きし、お身体用の診断書に沿った自己申告書を作成しました。
- ② 上記を添えて、現在通院中の病院に年金請求用の診断書作成を依頼しました。
- ③ 発病から現在までの受診履歴や、楽器が演奏できなくなったことや廃業に至った経緯をお聞きし、時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。
4.結果
上記の取り組みにより、障害厚生年金3級(年金額約59万円)の認定通知を受けることができました。障害年金を受給することで、新たな治療に踏み切られ、再び楽器を演奏できるまでに回復されることをお祈りしております。
投稿者プロフィール

- 社会保険労務士
-
初めまして。社会保険労務士の田村浩一です。
金融機関勤務時代から社員のメンタルヘルス管理に携わり、社会保険労務士の資格を得て2010年4月独立。
その後、多くの年金・労務相談を受ける中で、障害年金請求についての支援活動の必要性を実感し、2012年7月埼玉障害年金相談センターを設立しました。
以来、障害年金制度をより多くの方に知っていただき、一人でも多くの方の障害年金受給を実現できますようにご支援をしております。
障害年金受給をきっかけに、ご本人やご家族が経済的・精神的に安定し、より明るい生活を過ごして頂くことが私どもの願いです。
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