全身性エリテマトーデスの方が障害厚生年金3級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
ご本人からメールでお問合せをいただき、後日、
当センターの無料相談にお越しいただきました。
ご本人は当初、疲れやすく微熱が続くことから体調異変に気が付かれたそうです。
あちこちの病院を受診し、何度目かの検査で膠原病の一種である
全身性エリテマトーデスと診断されました。
現在ではお仕事もお辞めになり、自宅で療養されていました。
2 当センターの見解
発症された直後はご主人のご協力のもとで生活できていましたが、
病状が悪化した現在はご親族と同居をし、家事や身の回りの援助を受けている状況でした。
一度しびれが出ると箸をもつことも困難となり、笑ったり、咳をすることで
失神してしまうなど、たいへんご苦労されていました。
一人で外出は可能でしたが、生活全般においてご家族のサポートが必要なことからも、
障害年金2級ないし3級相当であると判断しました。
3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと
① 年金事務所にご本人の年金納付要件が満たされているか調査したところ、未納期間があるとの回答があり、ご本人とご主人に確認をしました。
②未納期間とされた時期は、ご主人の扶養となっており、3号被保険者となっていることは明らかでした。ご主人の勤めている会社に問い合わせをしたところ、事務手続きの不備が判明したため、「国民年金第3号被保険者該当に関する申立書」を作成し、会社に証明書を発行するように依頼しました。
③ご本人の病状を詳しくお聞きし、自己申告書をまとめました。
④上記の自己申告書を添えて、主治医に診断書作成の依頼をしました。
⑤発病から現在までの受診履歴などを時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。
4 結果
上記の取り組みにより、障害厚生年金3級(年金額約60万円)の認定通知を受けることができました。また5年間の遡及も認められ約333万円の一時金が入金されました。
年金納付条件の確認と訂正作業や、ご本人の体調不良があり、たびたび作業が中断しましたが、ご本人に喜んでいただける認定結果となり安心しました。
投稿者プロフィール

- 社会保険労務士
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初めまして。社会保険労務士の田村浩一です。
金融機関勤務時代から社員のメンタルヘルス管理に携わり、社会保険労務士の資格を得て2010年4月独立。
その後、多くの年金・労務相談を受ける中で、障害年金請求についての支援活動の必要性を実感し、2012年7月埼玉障害年金相談センターを設立しました。
以来、障害年金制度をより多くの方に知っていただき、一人でも多くの方の障害年金受給を実現できますようにご支援をしております。
障害年金受給をきっかけに、ご本人やご家族が経済的・精神的に安定し、より明るい生活を過ごして頂くことが私どもの願いです。
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