脳動静脈奇形で半身不随の方が障害基礎年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
お父様とご本人が無料相談会にお越しになりました。ご本人は中学生の時にスポーツ中に頭痛があり身体のしびれもあったために受診したところ、脳動静脈奇形と診断されました。
ガンマナイフ手術を受けられた後、ご就職されましたが、しばらくすると再び症状があらわれ、2度目のガンマナイフ手術を受けられました。
しかし、手術から一年後には右半身麻痺の症状が強く現れるようになり、転倒することも多くなったために長年勤務された会社を退職されました。現在では、懸命にリハビリに通われていますが、ゆっくりとしか歩けず、右手は左手で支えないと持ち上がらない状態でとてもご不便そうでした。
2.当センターの見解
ご本人は外出の際など杖を使用しないと転倒のおそれがあり、ご自宅で起き上がるときなどは支えてもらわないと起き上がることが難しく、右手で何かをつかんだり支えたりすることが全くできない状況でした。日常生活は常に介助が必要であるので、障害基礎年金2級相当であると判断しました。
3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと
① ご本人から日常生活でご不便を感じている作業や動作など詳しくお聞きし、自己申告書を作成しました。
② 上記の申告書を添えて、医師に診断書を依頼しました。
③ ご本人の生育状況や学生時代に頻繁に起きていた激しい頭痛やしびれのご様子、就労後の体調の不調を詳しくヒアリングしました。二度実施された手術後の症状の変化なども詳しくお聞きし、お身体の障害が原因で退職に至った経緯を含めて時系列にまとめ、病歴就労状況申立書を作成しました。
4 結果
上記の取組により、障害基礎年金2級(年金額約78万円)の認定通知を受けることができました。ご本人は今後もリハビリに励み、社会復帰することを強く希望されていました。前向きなご本人の姿が大変印象的で、当センターとしましても、お身体を大事にされながら頑張っていただきたいと願わずにはおられませんでした。
投稿者プロフィール

- 社会保険労務士
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初めまして。社会保険労務士の田村浩一です。
金融機関勤務時代から社員のメンタルヘルス管理に携わり、社会保険労務士の資格を得て2010年4月独立。
その後、多くの年金・労務相談を受ける中で、障害年金請求についての支援活動の必要性を実感し、2012年7月埼玉障害年金相談センターを設立しました。
以来、障害年金制度をより多くの方に知っていただき、一人でも多くの方の障害年金受給を実現できますようにご支援をしております。
障害年金受給をきっかけに、ご本人やご家族が経済的・精神的に安定し、より明るい生活を過ごして頂くことが私どもの願いです。
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