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知的障害で足も不自由な方が併合認定で障害基礎年金1級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

一度請求され不支給通知を持って、ご家族とご相談に来られました。
ご本人は4才の時に国の特定疾患に指定されている、もやもや病による脳梗塞をおこされ、知的障害と右上肢麻痺、右足関節拘縮変形のため歩行障害を発症されたそうです。

特別支援学校に入学され、ご両親の熱心な支えのもと成長され現在は、障害者雇用枠でクリーニングの軽作業のお仕事をされていました。懸命にお仕事をされていますが、3カ月更新のパート雇用のため先行きが不安定で、ご両親も今後のことを心配されているようでした。

2 当センターの見解

ご家族からご本人の生活状況をお聞きしたところ、身の周りのことはご家族が全面的に援助をされている状況でした。

不支給決定の理由は診断書評価が軽すぎたことと、お母様が作成された病歴就労状況等申立書の記載が誤っていたためであると判断しました。
知能検査では、IQ37、精神年齢6歳と中度の知的障害と判定されていましたが、右上肢麻痺、右足麻痺のため歩行障害もあり、併合認定で障害基礎年金1級相当であると考えました。

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①ご家族からご本人の日常生活でご不便な点をお聞きし、診断書発行依頼時に添える自己申告書をまとめました。

②上記の自己申告を添えて、併合認定のために、「肢体の障害」と「精神の障害」の2枚の診断書を主治医に依頼しました。

③もやもや病による脳梗塞をおこされてから、現在の日常生活全般にわたり援助が必要であること、お仕事で苦労されているご様子などをお聞きし、病歴就労状況等申立書を作成しました。

4 結果

上記の取り組みにより、併合認定により障害基礎年金1級の通知を受けることができ、約97万円の年金を受給することができました。
最初は不支給決定だったものがいっぺんに1級認定され、ご両親はとても喜んでくださいました。

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