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「脳炎後てんかん」で障害基礎年金2級を受給した件

1 相談に来られた時の状況

ご本人のお父様から無料相談の予約のお電話をいただき、ご本人とお父様とお二人で当センターへお越しいただきました。

請求者ご本人は、中学3年生の時、脳性ウィルスにかかり、大学病院に1か月入院されたそうです。

その後、高校時代には2~3か月1度てんかん発作が生じるようになったとのことでした。

高校卒業後就職しましたが、入社後発作が頻繁に発生し、半年で退職せざるを得なかったようです。

現在は、体調を考え、早朝の3時間だけ勤務のアルバイトをしていますが、それでも職場で気を失って倒れることがあったようでした。

 

 2 当センターの見解

てんかんの場合、障害認定基準によれば、発作の種類(程度)とその頻度により大まかに等級が分類されています。

ご本人の場合は、「気を失って倒れてしま う」重度の発作であり、3月から10月頃まで比較的暖かい時期に発作が「毎月数回発生している」とお聞きしましたので、2級相当であると判断できました。

 

3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①ご本人とお父様に帯同して病院を訪問し、主治医に障害認定基準を示して説明し、発作の種類と頻度について受診書に明確に記載してもらうように依頼しました。

②初診から現在までの状況について、時間をかけて、お父様からできるだけ多くのエピソードをお聞きしました。

③お父様から聴取した内容を、ご本人の日常生活の能力や労働能力が審査担当者に正しく伝わるよう記載した「病歴・就労状況等申立書」を作成しました。

④発行された診断書に請求するうえで不正確な記載がありましたので、訂正が必要と考え、再びご本人、お父様と一緒に主治医に面談をもとめ、訂正してもらいました。

 

4 結果

上記の取り組みにより、予定通り、障害基礎年金2級(年金額約78万円)の受給の通知を受けることができました。

お父様からは感謝のお電話およびお手紙を頂戴しました。ご本人が、これからも前向きにお仕事と向き合って行かれることを祈念しております。

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